超音波検査について
妊娠の診断および胎児の健康状態の確認のためにとても重要な検査であり、当院では妊婦健診の時には必ず実施しています。
妊娠初期は子宮がまだ大きくなっていないため、経腟法(内診時に専用のプローブで行いますが、ご心配のある方はご相談ください。)で行います。
妊娠5週頃になると、「胎のう」が確認でき、妊娠6週頃には胎児心拍が確認できます。さらに妊娠7~8週頃には胎児の大きさを計測し「出産予定日」を決めます。
妊娠10週以降は腹部から検査を行い、胎児の健康状態や発育を詳細に確認します。
妊娠20週頃を過ぎると胎児の顔の詳細な観察が可能となります。
妊娠26~28週頃には、逆子(骨盤位)になっていないか確認します。腹部からの超音波検査は、混雑時などを除いてご家族の方と一緒に見ていただくことも可能ですから事前にご相談ください。