性的な接触により感染する病気を「性感染症」と呼び、クラミジアやヘルペス、HIVなどを含めた約20種類の病気があります。
女性は男性よりも性感染症の初期に自覚症状が乏しい傾向にあるため注意が必要です。
性感染症にかかると、妊娠にも影響を与える可能性があります。感染がお腹の中まで広がる、不妊症になる、母子感染により赤ちゃんへ異常をきたす、といった事態が起こることもあるので注意が必要です。
近年の性行為の多様化から、性器以外に「のど」への感染も増えています。自分を守るためには、性感染症に対する正しい知識を持って予防に努め、新しいパートナーができた時に適切な健診を受けることが重要です。
感染が判明しても、早期であれば多くは簡単な治療で済みます。病気を繰り返さないためには、パートナーとともに治療を受けることが大切です。
「性感染症」について、愛知県医師会が運営する「あいち健康ナビ」に当院長が担当しているコラムがありますので、こちらも是非ご覧ください。