「子宮頸がん」について、愛知県医師会が運営する「あいち健康ナビ」に当院長が担当しているコラムがありますので、こちらも是非ご覧ください。
名古屋市内にお住まいの20歳以上の女性(今年度中に20歳になる方を含む)は、自己負担金500円で子宮がん検診を受けることができます。クーポン対象の方は無料になるケースがあります。
※名古屋市住民健診の子宮がん検診を受診できるのは、2年に1回です。
子宮頸がんには、ヒトパピローマウイルス(HPV)が強く関連しています。HPVは、誰もが感染する機会のあるウイルスで100種類以上あり、なかには手や足などにできる「イボ」の原因となるものもあります。 子宮頸がんは、性行為の際に、子宮入口の細胞が高リスク型と考えられているHPVに感染し、その状態が続いた場合に一部ががん化して起こると考えられています。 子宮頸がん患者の90%以上で、高リスク型のヒトパピローマウィルス(HPV)の検出がされており、また喫煙も子宮頸がんの危険要因であることがわかっています。最近は若い女性で増えているので、なるべく検診を受けてください。
日本でこのままHPVワクチンが普及しなければ、年間約2,000人の女性の命を救えない状態が続きます。 女性の皆様には、子宮頸がんに関する正確な情報を知っていただきたいと考えています。
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